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工作機械の謎。二次元と実物の苦悩。(藤永靖宣)

工作機械の謎。二次元と実物の苦悩。(藤永靖宣)

2001年入社。今は車の部品をつくる工作機械の制御システムを担当。学生時代は理学部物理学科に在籍。パソコンに興味があったためSE職を希望。いろんな分野に携われそうだ、という理由で東海ソフトに入社を決めた。当初は、プログラミングなど全く知らない初心者だったが…

削る、穴を開ける、切る。車をつくる工作機械を動かす。

「ここでは穴加工をしたいので、…いや、そっちには領域加工ができて、径補正の機能もほしいんですよね。とにかく、ボタンひとつで簡単に操作できるように」

………は、はぁ。わかりました。

客様のご要望のひとつひとつに真剣に耳を傾けて、頭にプログラム言語を思い浮かべる。それを形にして、いざシステムを動かしてみると……違うじゃないかぁぁぁぁ!!!!こんな思いもよらないバグが、日常茶飯事の開発現場。

やってみないと分からない。車をつくる工作機械とは謎の多い生き物です。

プログラムは生もの。試行錯誤の開発現場。

まず、お客様がおっしゃる「専門用語」を理解するのが最初の難関。

会議の様子削る、穴を開ける、切る。車をつくるための工作機械にどういう動きが必要なのか。それを正しく知ることで、はじめて使いやすいシステムをつくることができます。

先輩や上司、ときにはお客様へ確認をしながら、必要な動きをプログラミングします。……が、ここでも大きな壁にぶち当たります。二次元の世界であるコンピュータと、実装したときの機械の動きには微妙な違いがでてしまうのです。

数字上では直線を削れるはずなのに、実物はまっすぐではない。微調整して、もう一度トライする。そんな毎日を繰り返していくと、自然に勘と忍耐が備わってきます。日々勉強です。

できたー!!!!!完成したのは一枚のCD。

何度か仕様の打ち合わせ会議をすすめ、押し迫る納期に備えて開発に挑む。徹夜をする日もあれば、休みを惜しんでパソコンと格闘した日も幾ばくか。

僕が何十時間と向き合ってきた、何トンもの大きさの工作機械を動かす組込ソフト。それは、1枚のCDとなって完成しました。これが、車両部品をつくり出し、いつか世の中に出回る何万台もの車と生まれ変わるのです。

ここで積んでいる経験は、確実に自分のスキルと自信になっているはずです。そう、プログラングの「プ」の字も知らなかった僕が、一台の機械を動かす技術を手に入れたのですから!

ちなみに、僕のポリシーを聞いてください。「オフの時間も楽しむ」。

会議中の藤永さんSEと聞くと、“毎日忙しくて休む暇もない。休日は寝てばかり」なんてイメージありませんか? 僕の場合、そんな生活とは無縁です。働くときは働いて、遊ぶときは遊ぶ!

休日はバイクにのってドライブへ行ったり、大学時代の友人のもとへ旅行にいったりと、たっぷり鋭気を養っています。そんな働き方ができるのも、東海ソフトならではかもしれませんね。

東海ソフト株式会社
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