教育制度

なぜ、新入社員教育が重要か

なぜ、新入社員教育が重要か
「面倒だな~」なんて思わないでください。
この研修には意味があるんです。
「僕は機械系ソフトウェアを作りたい」、「私は自社の新しいネットワークサービスを生み出したい」などと、それぞれが自分の『シゴト像』を描いて入社しているはず。そんな夢に近づくためにも、最初の2カ月間、新入社員はみんな一緒に研修を受けます。
知識よりも、技術よりも、「仲間とのつながり」が大切。
知識よりも、技術よりも、
「仲間とのつながり」が大切。

研修初日は、「何でそんなに研修が大事なの?」という表情の新入社員もチラホラ...。配属先ごとに分かれて、すぐにでも専門的な仕事を覚えたいという気持ちがあるのでしょう。でも焦ってはいけません。研修の一番の目的は、新入社員同士がコミュニケーションを通して打ち解け合い、仲間としてのつながりを強めることなのです。

コミュニケーションは相手あってのもの。相手の立場、チームの立場でものごとを考えることは、エンジニアとして仕事をする上でとても大切です。コミュニケーションを上手くとれなければ、チーム活動は成立しませんし、自身のパフォーマンスも最大限発揮できません。逆にコミュニケーションを上手くとれればお客様からの信頼を得られ、社内の人間関係に悩む事も少ないでしょう。困った時や落ち込んでいる時こそ、会社の仲間の存在に助けられるものです。

そのため研修ではプログラムを学ぶことはもちろんですが、周囲や講師とのコミュニケーションをたくさん行い、そのなかで自分の意見を伝えたり、周りの人の意見を受け入れたりといった訓練をします。結論が出るまで熱く議論を交わすことだってあります。互いに切磋琢磨していくなかで同期生同士が自然と信頼関係を深めていきます。

プロとしての『意識』と『誇り』。これなしで仕事は成し得ず。
プロとしての『意識』と『誇り』。
これなしで仕事は成し得ず。

「こんな機械があったら…」「こんなシステムがあれば…」といったお客様やユーザーの要望をかなえるのが、私たちITエンジニアの役割。クリエイティブで夢のある仕事です。

制作はいつも上手くいくとは限りませんが、自分が設計したものが形となって実社会で役立っているというのは誇るべきことだと思います。 そういったプロフェッショナルとしての『意識』や『誇り』を身につけるためにも、研修はとても大事な期間なのです。

とは言っても、研修生は十人十色。文系、理系など様々な学歴や経験を持っているため、研修中は知識や技術面で差を感じてしまうこともあるでしょう。しかし、そういった『焦り』や『挫折感』を乗り越えることがプロになるための第一歩なのです。

研修が終わる頃には研修生全員がひと回り大きくなって、プロとしての志にほんの少し触れ、様々な想いを胸に各配属部署へと向かっていきます。 研修を通して、仲間を信じ、自分を信じることができればITエンジニアとしての夢もさらに大きく膨らむことでしょう。

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